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劇団風の子九州について
劇団風の子の歴史
劇団風の子は1950年、子どもたちのための専門劇団として、東京・世田谷で創立しました。
〝子どものいるとこ どこへでも〟を合言葉に、全国各地や海外までも巡演し、子どもたちへむけた演劇の創造と普及に努めてきました。
また、1971年には風の子国際児童演劇研究所を創設し、児童演劇や子どもたちと関わりあう様々な分野で活躍する人材を輩出しています。
一方、風の子のそうした活動の中で「日本のすみずみまで児童演劇の輪を広げていくためには、東京だけでなく地方にも創造拠点を持つことが必要だ」という思いがあらわれてきました。
そこで風の子の劇団員が全国各地に分かれていくことで、その地域に根ざした創造・普及活動をする「地方劇団風の子」の創立がすすめられました。
劇団風の子九州の誕生
私たち劇団風の子九州は、1985年に劇団風の子から独立して誕生しました。
現在では九州圏内及び日本全国、海外へも活動の範囲を広げ、小学校・幼稚園・保育園などを中心に年間600ステージ程の公演を行っています。
またアジアの玄関口である福岡市に本拠地を持つことから、アジア・環太平洋地域の国々の人たちとの交流も積極的に進めています。
風の子九州は創立以来、俳優と観客の子どもたちが共にイメージを高めあう作品『にっこりぽっかり座』や、世界に先駆けて乳幼児向け芸術体験作品(ベビードラマ)に取り組んだ『ぴーかぶー』、さらには子どもたちと一緒に考えて表現する"参加型"の作品の制作など、従来の演劇様式にとらわれず「遊びから創造へ」をキーワードとした数々の作品を創り続けてきました。
これからも、遊びや日常生活の中から新しい創造と表現の世界を追求し、広げていきたいと思っています。
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